【無料&商用OK】フリーの写真/イラスト素材サイト5選!著作権など注意点も解説
カタログやホームページを作成するとき、ユーザーに商品の使い方などのイメージを伝えやすくする写真やイラスト。すべて自社で準備しようとすると、予算も手間もかかって大変ですよね。
そんなとき便利なのがフリー(無料)の素材をを配布しているサイトです。ただし上手に探さないと他社と被ってしまったり、商用NGなどの落とし穴があったりします。この記事では、目的に合わせたフリー写真・イラスト素材を探せるおすすめサイトをご紹介します。著作権など気になるポイントも解説します!
写真・イラストのフリー(無料)素材おすすめサイト5選
写真やイラストを無料でダウンロードできるサイトの中から、使いやすいサイトを厳選しました。
人物・もの・風景…とにかく豊富な写真なら「photoAC」
欲しい写真があったらまず確認したいサイトです。かなり量があり、画質も選べるのでWEB/紙媒体問わず利用できます。記事の挿絵にも使いやすい構図の人物写真やデザインの画像も揃っています。
色鮮やか!食べ物の写真なら「food.foto」
いかに色鮮やかに魅せるかが重要な食べ物ですが、ここの写真は見ているとお腹が空きそうなくらい素敵なもの揃い。記事の挿絵として説明を補足する役割はもちろん、デザインのちょっとしたすき間を彩りたいときにも使えます。系列サイトでは女性モデル写真などもあります。
おしゃれ!雰囲気のよい写真なら「PEXELS」
世界中のサイトで公開されている写真が集められているサイトです。雰囲気のよい高品質な写真も多いです。気に入った写真をクリックすると、すぐにその写真の使用条件などが見られます。キーワードは英語で入力しなければならないのですが、シンプルで使いやすいUIも特徴です。
かわいいイラストなら「いらすとや」
認知度の高いフリーイラストサイトです。更新頻度がよく、時事ネタをくんだイラストなどもあり、使い勝手が良いのも特徴です。テイストがそろっているので既視感を緩和するために、いくつか組み合わせて利用するのがよいでしょう。
シンプル・スタイリッシュなイラストなら「LINE Illustration labo」
イラストがあるとわかりやすい反面、記事が緩くなってしまいがちなデメリットもありますよね。このサイトでは単色の線でシンプルなイラストが用意されているので、スタイリッシュなサイトを作りたいかたにおすすめです。
よい素材を見つけるためのポイント・効率的な検索方法
フリー素材の配布サイトは複数ありますが、良い素材を見つけるためにはどうしたらよいのでしょうか。効率的な検索方法とともに紹介します。
想定ユーザーをイメージして選ぶ
真っ先に考えたいのは、カタログやホームページの想定ユーザーです。女性に共感して欲しいサイトを作るのに、挿絵がサラリーマンでは意図とずれてしまいます。ユーザー目線に立ったときに、記事を読みたくなる画像・イラスト選びを心がけましょう。
不自然な画像はなるべく避ける
フリー素材には妙にカメラ目線の写真や背景が白い写真など、不自然な画像も多くあります。画像の不自然さは余計な情報になり、伝えたいことの邪魔になってしまいます。なるべく避けるようにしましょう。
数が多いとき→複数のワードを掛け合わせて探す
欲しい素材を検索する際に数千件出てくる場合もあります。全てを見るのは大変なので、そのときはワードの掛け合わせで絞るようにしましょう。
数が少ないとき→関連語で言い換えて探す
欲しい素材が全くヒットしない場合は、検索ワードを関連語で言い換えてみましょう。例えば「食べ物」「フード」「food」「食事」「料理」では、それぞれヒットする画像に差が出ます。
1度使ったサイトはブックマークしておくと○
フリー素材のサイトはたくさんありますが、何度か使っていると同じサイトを使うことが多いことに気づきます。お気に入りのテイストのものは同じサイトに揃っていることが多いので、2回目以降は1度使ったサイトから探し始めるのもおすすめです。
注意!無料=何をしてもいいわけではない!
意外かもしれませんが、無料だからといって何にでも使えるわけではありません。間違った使い方をしないように、フリー素材を商用利用するときの注意点について紹介します。
「商用OK」かは利用規約を必ずチェック
フリー素材を使うときにまず確認すべきはそのサイトの「利用規約」です。サイトによっては「個人利用OKだけど商用利用NG」「WEBはOKだけど紙媒体はNG」「無料だけど使用報告は必須」といったようなルールがあります。ルールに沿って使うようにしましょう。
ロイヤリティフリー=著作権フリーという意味ではない!
無料写真・イラスト素材を探していると良く出会うのが「ロイヤリティフリー」という言葉です。これは使用料がかからないという意味なので、画像に著作権がないという意味ではありません。著作権侵害に当たる利用にならないように注意が必要です。
検索エンジンの「画像検索」には注意
Googleなどの検索エンジンで「画像検索」をする場合は注意が必要です。当たり前ですが、画像検索でヒットする画像はフリー素材とは限りません。いいなと思ったらその場でダウンロードせずに、必ず掲載先のサイトで取り扱いについて確認をしましょう。
まとめ
最近では無料写真・イラストのサイトもかなり充実してきており、種類が豊富で高品質な写真やイラストが使えるようになってきました。効率的に上手に活用することで、安価で品質の良いカタログやホームページ制作を進めていきましょう。