色、いろイロ


どうも。メディア制作部のkobaです。

今日は「印刷物の“色”」について、少しお話ししようかと思います。

 

色は表現を豊かにし“伝える”という役割では大事な要素(factor)です。

例えば・・・
  「綺麗」「格好良い」「美味しそう」から
  「暖かそう」「寒そう」まで
色で表現し伝える事ができます。

ところが伝えたい色が印刷でズレてしまったら・・・。

 

そこで、イメージした色と印刷される色の差異を少なくするのが「 C M S 」です。

よく耳にするのは、「コンテンツ・マネージメント・システム」の略ですが、印刷業界では「カラー・マッチング・システム」を指します。

 

「この緑は、濃い緑なんだよ!」といっても、人によってイメージする色に差がでてしまいますよね。 みんなが共通して同じ濃い緑色を表現できるように、色の標準(ものさし)となるのが、

・JAPAN COLOR(日本印刷学会)

・JMPAカラー(日本雑誌協会)

などの、色範囲を定めたプロファイル(仕様)です。

 

つまり「 C M S 」とは、

伝えたい(表現したい)色を

JAPAN COLORの色範囲で制作(出力)し印刷色見本とする事で、

伝えたい色の差異が少なく印刷表現される仕組み

ということなのです。

 

「じゃあ、このJAPAN COLORを使えば、表現したい色が印刷できるのね!?」とお思いの方。

ちょっと注意!

《その1》

「JAPAN COLORで出力しました。」としてお預かりした色見本が違う事が多々あります。

“カラー設定”をJAPAN COLORにセットし出力してもこれは間違えです。

出力機種が多種多様にありますが出力機ごとにセッティングする必要があります。

正しくは「JAPAN COLORをセッティングした機種で出力しました」です。

 

《その2》

差異が少なくと表現しましたが紙・インク・印刷機はそれぞれ多くの種類があり、

一致させるにはそれぞれの組み合わせによるセッティングが必要

その種類は無限大に近く、現実的には一致させるのは不可能です。

限りなく表現したい色に近づけたい場合、色校正(色の確認見本)を取る際に、印刷する紙・インク・印刷機と同じものを使用して、色の確認を行い、印刷の色見本を作る方法があります。また、本番の印刷時に立ち会い、色の調整をすることもあります。面付け(印刷時、複数のページを1面に貼り付けた状態)によっても、色の具合って変化しちゃうんですよ。

 

伝えたい色が伝えたい色でできた印刷物が「高品質な印刷」なのだと思います。

 

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